県の出先機関から「堆肥」の相談を受けました
皆さんどうも、大野です。
群馬県の端っこで新規就農した僕が、どんな農家になるのかをお届けする農家の日常系ポッドキャスト。
今日は「堆肥(たいひ)」について、県の出先機関から相談を受けたお話をしたいと思います。
■ 堆肥ってそもそも何?
堆肥とは、動物性や植物性の有機物を発酵させたもの。
畑に入れることで、肥料の効きを良くし、持続性を高め、土をふかふかにしてくれる土壌改良資材です。
- 肥料効果が長く続く
- 水はけが良くなる
- 土がやわらかくなる
■ 群馬県の堆肥事情
群馬県は海がないため、主に牛・豚・鶏の家畜堆肥が中心です。
僕は牛糞堆肥を使っています。
牛のうんち+もみがらを発酵させたものを畑に入れています。
■ 熟度で分けるという発想
堆肥を提供してくれているのは酪農家の松本さん。
1ヶ月物、2ヶ月物、それ以上と熟度で分けています。
僕の場合は、肥料持ちを長くしたい作物が多いので、比較的若めの堆肥を選んでいます。
■ 土壌図から見えること
農研機構の「日本土壌インベントリー」で調べると、
僕の畑は「細粒質湿性褐色低地土」。
- 肥料持ちは良い
- 硬くなりやすい
だからこそ、堆肥を多めに入れて土をやわらかくしています。
■ 牛・豚・鶏で何が違う?
鶏糞は肥料成分が高いけれど土壌改良効果は弱め。
牛糞は肥料成分は穏やかだけれど、土がふかふかになりやすい。
僕は基本は牛糞、足りない時に鶏糞をプラスしています。
■ AIで最適な堆肥を提案できる?
県との話の中で提案したのは、
「畑の条件を入力すると最適な堆肥が出てくる仕組み」
→ 最適解をAIが提案する
膨大なデータが必要ですが、これからの時代は可能性があると思っています。
■ 堆肥は“地域資源”
堆肥は何トン単位で使うため、遠くからは運べません。
だから地域に酪農家がいることが重要。
野菜農家と畜産農家は、実は支え合っている。
堆肥は、ただの肥料ではなく、土を育てる資材。
そして地域を循環させる仕組みそのもの。
これからも土と向き合いながら続けていきます。


Threadsはこちら