県の出先機関から「堆肥」の相談を受けました!!堆肥について

2026.02.21

県の出先機関から「堆肥」の相談を受けました

皆さんどうも、大野です。
群馬県の端っこで新規就農した僕が、どんな農家になるのかをお届けする農家の日常系ポッドキャスト。

今日は「堆肥(たいひ)」について、県の出先機関から相談を受けたお話をしたいと思います。

■ 堆肥ってそもそも何?

堆肥とは、動物性や植物性の有機物を発酵させたもの。
畑に入れることで、肥料の効きを良くし、持続性を高め、土をふかふかにしてくれる土壌改良資材です。

  • 肥料効果が長く続く
  • 水はけが良くなる
  • 土がやわらかくなる

■ 群馬県の堆肥事情

群馬県は海がないため、主に牛・豚・鶏の家畜堆肥が中心です。
僕は牛糞堆肥を使っています。

牛のうんち+もみがらを発酵させたものを畑に入れています。

■ 熟度で分けるという発想

堆肥を提供してくれているのは酪農家の松本さん。
1ヶ月物、2ヶ月物、それ以上と熟度で分けています。

作物や季節によって「若い堆肥」を使うか、「完熟堆肥」を使うかが変わります。

僕の場合は、肥料持ちを長くしたい作物が多いので、比較的若めの堆肥を選んでいます。

■ 土壌図から見えること

農研機構の「日本土壌インベントリー」で調べると、
僕の畑は「細粒質湿性褐色低地土」。

  • 肥料持ちは良い
  • 硬くなりやすい

だからこそ、堆肥を多めに入れて土をやわらかくしています。

■ 牛・豚・鶏で何が違う?

鶏糞は肥料成分が高いけれど土壌改良効果は弱め。
牛糞は肥料成分は穏やかだけれど、土がふかふかになりやすい。

僕は基本は牛糞、足りない時に鶏糞をプラスしています。

■ AIで最適な堆肥を提案できる?

県との話の中で提案したのは、
「畑の条件を入力すると最適な堆肥が出てくる仕組み」

土壌 × 作物 × 季節 × 堆肥種類
→ 最適解をAIが提案する

膨大なデータが必要ですが、これからの時代は可能性があると思っています。

■ 堆肥は“地域資源”

堆肥は何トン単位で使うため、遠くからは運べません。
だから地域に酪農家がいることが重要。

野菜農家と畜産農家は、実は支え合っている。

堆肥は、ただの肥料ではなく、土を育てる資材。
そして地域を循環させる仕組みそのもの。

これからも土と向き合いながら続けていきます。

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