ビニールハウス断熱実験、始動。ウレタン端材が農業の未来を変えるかもしれない !!

2026.04.15

ビニールハウス断熱実験、始動。― ウレタン端材が農業の未来を変えるかもしれない ―

ぱくぱく農園では現在、燃料コストの高騰という課題に対して、「温める」から「逃さない」へという発想転換のもと、
ビニールハウスの断熱実験に取り組もうとしています。

農場での打ち合わせ風景
現場での打ち合わせ。新たな挑戦がここから始まる。

■ ナフサ高騰が農業に与える影響

近年の中東情勢の影響により、石油化学製品の原料であるナフサの価格が高騰。
それに伴い、農業資材や燃料コストも上昇し、特にビニールハウス栽培においては
温度管理のための燃料費が大きな負担となっています。

この状況の中で求められているのは、
「いかに効率よく温度を維持するか」という新しい視点です。

ウレタン端材の山
今回提供いただいたウレタン端材。多様な形状がある。

■ ウレタン端材との出会い

今回の取り組みは、スワコーポレーション様のご協力により実現しました。

「端材でも役に立つのなら協力します!」

この言葉とともに届けられたのが、製造過程で発生するウレタンの端材です。
本来であれば廃棄される可能性もある素材が、農業の現場で新たな価値を持つことになります。

農機具庫内のウレタン
サイズも形も様々。実験素材としての可能性を感じる。

■ 断熱という新しい農業のアプローチ

従来のハウス栽培では「温める」ことに焦点が当てられていましたが、
今回の実験では「熱を逃さない」構造づくりに挑戦します。

  • ハウス内の温度保持効率の向上
  • 燃料使用量の削減
  • 環境負荷の低減

これらを同時に実現できる可能性があり、今後の農業の在り方を変える一歩になるかもしれません。

トラックへの積み込み
大量の端材が農園へ。いよいよ実験準備が整う。

■ 5月、実験スタートへ

実際の施工・検証作業は、5月の連休明けから開始予定です。

現場で試し、改善し、また試す――
農業だからこそできる、リアルな検証を積み重ねていきます。

廃材が資源に変わるとき、そこには新しい可能性が生まれる。
今回の取り組みは、単なるコスト対策ではなく、循環型農業への一歩でもあります。

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