肥料を分け合ったら、久しぶりの“ご縁”まで戻ってきました
農業を続けていくうえで、どうしても必要になるのが肥料などの農業資材。
今回は、農家仲間の加山さんをきっかけに、農家5件で肥料を共同購入しました。
購入したのは、前橋市の企業「リプロテック」が製造する、有機JASでも使用可能な植物性のペレット肥料です。
きっかけは、加山さんが展示会でこの肥料と出会ったこと。
条件の良い価格で購入できる話になったものの、その数はなんと900袋!
いくら農家でも、一軒で900袋を使い切るのは大変です。さらに、それだけの量となれば保管場所の確保も必要になります。
そこで、
「それなら、みんなで買えばいいんじゃない?」
ということで農家仲間に声をかけ、ぱくぱく農園を含めた5件で共同購入することになりました。
大量に購入することで価格面でのメリットを生かしながら、それぞれが必要な量を分け合う。
農家同士の横のつながりがあるからこそできる方法です。
そして今回、肥料以上に大きな“収穫”がありました。
集まった農家仲間の中には、なんと約10年ぶりに会う人も!
肥料を共同購入するという一つのきっかけから、
「久しぶり!」
と顔を合わせ、近況を話し、農業の話をする。
単なる「共同購入」が、農家仲間の交流や親睦を深める機会にもなりました。
農業は、それぞれが自分の畑で仕事をしていると、どうしても個々の活動になりがちです。
でも、こうして必要なものを一緒に買ったり、情報を共有したり、困ったときに声を掛け合ったりすることで、一軒では難しいことも可能になります。
「一人で全部やる」のではなく、「農家同士で協力できるところは協力する」。
今回届いた900袋の肥料を見ていると、その一袋一袋が農家同士をつなぐものにも見えてきます。
良い肥料を、良い条件で購入できた。
そして何より、久しぶりの仲間とも再会できた。
肥料を買ったら、人のつながりまで育った。
これも農業の面白さなのかもしれません。
ぱくぱく農園では、これからも地域の農家さんたちとのつながりを大切にしながら、お互いに助け合える関係を育てていきたいと思います。


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