燃料高騰の中で見えた新しい選択肢|断熱×ウレタン端材で農業コストを抑えられるか?!

2026.04.06

燃料高騰の中で見えた新しい選択肢|断熱×ウレタン端材で農業コストを抑えられるか

燃料高騰が続く中、農業の現場で求められているのは「いかにエネルギーを使わないか」。
銀豆珈琲での打ち合わせから、新たな取り組みが動き出しました。


銀豆珈琲での打ち合わせ風景

■ 銀豆珈琲での打ち合わせから

館林市の銀豆珈琲さんにて、メディアトーキングさんとの打ち合わせを行いました。

今回のテーマは、農業経営に直結する課題である
「燃料代の高騰」です。

■ 農業を圧迫する燃料コスト

私たち農家は、ビニールハウスの温度管理に重油を使用しています。

しかし現在、中東情勢の影響などにより原油価格が高騰し、

  • ハウスの加温コスト増加
  • 冬場の栽培コスト上昇
  • 利益の圧迫

といった状況が続いています。

■ 断熱という“当たり前”の進化

こうした状況の中で、現場ではすでに

「温める」ではなく「熱を逃がさない」

という考え方が当たり前になっています。

燃料を使い続けるのではなく、
エネルギーを逃がさない設計=断熱に注目が集まっています。

■ しかし断熱材も高騰している現実

断熱材の多くは、ナフサ(石油由来の原料)から作られています。

ナフサとは、原油を精製する過程で得られるもので、
プラスチックやウレタンなどの材料になります。

そのため、

  • 原油価格の上昇
  • ナフサ価格の上昇
  • 断熱材の価格上昇

という流れが起きており、

現在では約40%ほど価格が上がっている状況です。

■ 新しい可能性:ウレタン端材の活用

今回の打ち合わせの中で、メディアトーキングさんから一つの提案がありました。

「ウレタンの端材を断熱に使えないか?」

ウレタンは断熱性能に優れた素材ですが、
製造過程で端材(余り)が発生します。

この端材を活用することで、

  • コストを抑えた断熱
  • 廃材の有効活用
  • 環境負荷の軽減

といった可能性が見えてきました。


ウレタンの端材

■ 実証実験へ

今回の話をきっかけに、

  • ぱくぱく農園
  • スワコーポレーション(ウレタン素材)
  • メディアトーキング

この3者で、

ハウスの断熱実験を行う方向で進んでいます。

■ 農業の未来は「つながり」で変わる

今回の取り組みは、単なるコスト対策ではありません。

  • 農業の課題
  • 異業種の技術
  • 人と人のつながり

これらが重なったことで、新しい選択肢が生まれました。

■ まとめ

燃料価格の高騰という厳しい状況の中で、


「使う」から「逃がさない」へ
「買う」から「活かす」へ

農業の在り方も少しずつ変わり始めています。

ぱくぱく農園では、こうした挑戦を通じて、
持続可能な農業の形を模索していきます。


タグ:
ぱくぱく農園, 農業, ビニールハウス, 燃料高騰, 原油価格, ナフサ, 断熱, ウレタン, 廃材活用, アップサイクル, 循環型社会, 群馬, 館林, メディアトーキング, スワコーポレーション, 農業課題, コスト削減, 持続可能な農業

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