ツツジと珈琲、そして地域の循環へ!

2026.02.27

ツツジと珈琲、そして地域の循環へ

先日、メディアトーキング主催のマッチング会議に参加しました。
農家、飲食店、植物専門店、防災関連企業、珈琲店。普段交わらない顔ぶれが一堂に会し、
地域の「困りごと」や「これからやりたいこと」を率直に共有する場となりました。

マッチング会議の様子
異業種が集まり地域課題を共有した会議の様子

■ 苗が足りないという現実

篠原ドライブインでは、主要5品種のツツジ苗を各1,000本規模で確保したいものの、
生産者の減少により入手が難しくなっているとのことでした。

ツツジは5〜6月に挿し木で増やします。
しかし、直射日光を避けるためのよしずや、
育成スペースなどの設備が必要になります。

農家として何か協力できないか。
その問いから、新しい可能性の話が広がりました。

■ 珈琲かす堆肥という資源循環

銀豆珈琲から出る珈琲かす
これを堆肥として活用できないかという話が以前から進んでいます。

珈琲かすはそのままでは水分が多く発酵が進みにくいため、
大鋸屑(おがくず)などを混ぜて水分調整を行い、
微生物の働きを活かしながら熟成させていきます。

現在は野菜づくりで検証を進めていますが、
今回の会議では「花木への応用」という新たな可能性も議題に上がりました。

☕ 珈琲かす → 堆肥へ
🌱 堆肥 → ツツジ苗へ
🏡 ツツジ苗 → 地域の景観へ

■ 農業は“作物”だけではない

農家の役割は、野菜を作ることだけではありません。
地域の景観を守ること、循環を生み出すことも、
大切な農業の価値だと考えています。

ツツジが増えれば、街の風景が守られる。
珈琲かすが堆肥になれば、廃棄物が資源に変わる。

一つひとつは小さな取り組みでも、
積み重ねれば循環型のモデルになるかもしれません。

■ 異業種と話すから見える景色

Green Spot Philonや株式会社イエローの
「防災×植物」という発想も印象的でした。

植物が“飾り”ではなく“備え”になる。
その視点は、農業にも新たなヒントを与えてくれます。

土は、時間をかけて育つ。
事業も同じだと思います。

これからも地域の仲間とともに、
ゆっくりと、確実に循環を育てていきたい。

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